光の当たらないときは

  ひたすら根っこを地中に伸ばして

   手探りで心を広げようと

 
 光が当たれば ばっと勢いよく仕合せの花を

  その心に香らせて 仕合せいっぱいの想いを

    柔らかい花びらを そっと口唇で触れて

      風に一緒に揺られるように 世界を泳ぐ
 
 
 
 
 

           
 
              Ф 
 

 
 
 
 
 
  

                 
        
 時計が止まったような 心
 
  余計なものが取り除かれて

   焦がれ 乱れ 焦がれ 乱れ 焦がれ 乱れ
 

 心は ふわふわ

  殻を破ったはずの

   静かな力があるはず
  
    津波の力を溜め込むよう
 
   
 

  
 
   
   
     Ф
 
 
  

 
   
              
             
 静か 静か 静か

  葉の香り 花の香り
 
 
 愛しく 愛しく 愛しく

  心に香る
 
 
 

 
       Ф 
 

 
 
  
           
         
 静かに空気が流れています

  どこからか機械の雑音が少し聞こえています

   とてもゆっくり流れる時間 同じように臨んで
 
    お互いの 何もかも 奉げ合って
 
 
 
 
     光が差し込んで 風が流れる

      もっともっと


  
 
 
    
 
  
                      Ф
 
 
  

  
 
 

             
           
 変わらない笑顔が広がっている 
     
    

 静かな音 いつの間にか 大きな音に

  気付かないうちに 心の中に

   気付かないうちに 心の奥に

     気付かないうちに 全てに

 
       
 いつの間にか 心は絡み合い

  知っていながら そのまま強く心で抱き合い
 
 
 
 

 
           Ф 
 
 
 
 
 
 
          
  
 楽しげに闇をかわす

  余計なものが 視界に耳に 入らない

 想いが飛んでいって 届いていくのを信じられる

  静かにしっとりと 澄んだ空気に

   ものすごいスピードで 見えない光を放って

    ふわりと シルクのシーツが 纏わりつくように

 
 ほら 呼び起こされる

  そっと夜更けに 目を覚ますように

   四肢の先端に じわっと感覚が行き渡るように

    
 
 
 
 
 
 
  
 
                 Ф
 
 
 
 
 
 
                
       
 たくさんのこと 安らぎや仕合せに
 
 
 聴きたいときに この声を

 見たいときに ここから

 抱きしめたいときに ここから

 
 
 冷たい風も 気持ちよく

 何にも侵されることのないよう

 
 
 
 
 
   
 
 
 
             Ф 
 
   
   
 
 
 
 
 

       

2008年11月7日 Ф♂
       
   
 少しかかった雲
 
 光を通す どんなに分厚い雲でも
 
 木漏れ日をつくる木々の葉のように

 光を隙間から通したり
 
 
 意識が空の旅をして 心の中に滑り込んで

 仕合せの花を咲かすように
 
 陽の照るときにも 月が灯るときでも
 
 
 
   
   

 
  
                Ф 
 
 
 
 
 
 
          
       
 しとしと雨

  色づいた葉が 雨に打たれて 踊る

   舞っている葉も さらさら踊る

    地面はきれいなじゅうたんのよう

 
 しとしととした音が響く
 
  ずっと響いていたみたい

   心にいつもいる

    心にいつもいる
 
 
 
 
  
 
 
   
 
           Ф
 
 
  
  
  
          
       
           
           Ф
 

 

 
 
  

11月6日の日記

2008年11月6日 Ф♂
11月6日の日記
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 鎖のよう 
 
 
 いつまでも柔らかく強い鎖を

 
  
 
 
   
 
      Ф
 
 
 
 
 
 
           
              
 流れる雲 色づく葉 涼しい風
 
 静かな空 瞬く星 たくさん
 
 
 
  
    
    
       Ф
 
  

 
                   
                  
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 荒く広がる未開の地も

  心地よい摩擦とともに 素敵に滑らかに

   見間違うばかりに 輝いていくように

 
 
 時間をかけて 温めて

  焦げ付きもせず 冷めることもなく

   水のはじける音が 気持ちよく響くような
 
    シルクのすべる音が 気持ちを高揚させるような

     仕合せの時を 何度でも
           
          
 抱き締める 奥まで届くように
 
  奥の奥の奥まで この手が届いて

   多くのこと 包み込んで 伝えられるように

 
 
 いろんな色が 温かく 涼しく 流れるように
 
  いろんな香りが 心地よく 静かに 流れるように

   仕合せの感覚が 留まることなく 涌き出るように

 
 
 
     
  
  
 
  
  
 
         Ф 
 
 

 
  
  
         
          
 
 眠りの谷に共に落ちていく

  互いの存在が さらに温かく

   互いだけの心地よいまどろみ
 
 
 
 抱き締める程に優しく包むよう

  静かに帯びていくしっとりとした温もり

   静かさに際立つ呼吸の音 鼓動の音 摩擦の音
 
    少しもこぼれないように どこにも行かないように
   
     互いの仕合せに吸収されるように
 
 
 
 

 
 
 
  
               Ф 
 
 
 

 
 
 
    Φ  

    

2008年11月3日 Ф♂
    
           
 気持ち 温かく

 きみが姿勢を変えたら 枕が形を変えるように

 いつも たくさん受けとめよう
 
 変幻自在に 柔軟に

 時に優しく 時に勇ましく 常に委ねられるべく

 
 優しい風も 楽しい風も 何もかも心地よく

 身体を通って じんわり身体中に染み届きますよう

 
 
 
 

 
             Ф  
      
 
 
 
 
 
           
        
                 心に育み培う
根をはり巡らせ
                     幹に太く 空に高く

  仕合せを吸い上げて
                       隅々までに廻らせて

   降り注ぐ光を浴びて
                          優しく奏でて茂る

    そよ風に揺らされて
                             なびいて喜んで 
  
      新たな色彩めぐる季節
                                たしかな実り
   
     
 
 
  
     
 
 
       Ф
 
 
 
 
 
                 
       
 ふわふわと心地よく

 純白の羽根のような柔らかさが

 きみを包んでいますように

  
 心が空にふんわり浮かぶ感覚

 たくさん与えられますよう 
 
 
 

 

   
 
 
 
        Ф
 
 
 
 
 
 
  

 
  
 

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