空気は冷えて冷えて 凍てついていき
 
  身体を包む温かさ 身体に満ちる温かさ

   より静かに心地よく 仕合せを感じさせてくれます
 
 

 瞳を見つめて 瞳に写る自分を改めて
 
  抱き締めあって感じる温もり 口唇で通わせる仕合せ
 
   何度も注ぎ込んでいけますように 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
         Ф 
 
 
 
 
 
 

 

     

2008年12月30日 メモ書き
    Ф♂

       

2008年12月29日 Ф♂
       
    
 一緒の時間 

  青い空 緑の草木 桃色の花

   雪の舞う外 温かい暖炉 香る紅茶

    
 心地よい羽毛 時計の針の変わらない音
  
  きれいな髪 柔らかい頬 優しい息づかい
 
 
 
 

 
    
 
  
           Ф 
 
  

 
 
  
 
                
             
 いつもの街並みが 白く彩られています

   早い朝 太陽も昇らず薄暗く

    静かで冷たく 息が白く舞っています

  

夕も早く陰り 星の光りと 月明かりと

    白い雲がぼんやりと泳いでいます
  
     そして夜が一層 静かに 闇を落とします

 
       
  身を包んでくれる温かさを 感じれば感じるほど

   笑顔を 声を 温もりを 思い出して

    凍った地面にまた 足を一歩踏み出すのです

        
 
  
 

 
  
 
 
           Ф
 
 
 
 
 
  
   

           
    
 心地よく 温かく これほどまでとは

  抱き締めあえば 冷たい積雪に身を投じても

   全部溶かしてしまうくらい 

    冷たさも気持ちよく

   
 2人で 抱き締め合って

  眠るように 季節を越えるのでもいい

   2人で 静かに

 
 
 
 
 
 
 
             Ф
 
 
 

 
 
 
 
 
 
         
     
 抱き締める腕に身体に 力がこもる

  触れている感覚が 身体中に響いていく

   隅の隅まで 呼吸と連動するように

 
 雪が積もるときも

  緑が息吹くときも
  
   真上に太陽が輝くときも
 
    木枯らしが舞うときも

     僕ら2人はあたたかく
 
 
 
 

  
 
     
 
 
          Ф
 
 
 
 
 
 

       Ф♂
              
    
 白い雪 たくさん積もって

  時間を 孤立させてください
 
   2人だけの時間
 
    自然の白に囲まれた温かい時間

 
 
 白い雪 たくさん積もって

  2人を埋めてください
 
   抱き締め合う温もりと

    温かい息で やりとりした

     2人だけの世界をください
 
 
 


 
    
 

 
 
                     Ф 
 
 
 
 

 
 
  
         
        Ф 
 
 
 
   
              
      

 静寂に 甘い雫が1つ落ちて

  澄んだ音が響くよう

   身体の芯で きれいに溶けて 広がってゆけ

 
 涌き出る水が
  
  広い地中を 巡って 澄んで 光りを浴びるよう
 
   隅の隅まで 確かめ合って またその蕾に潤いを 
  
 
 
 
 
 
  
 
 
 
        Ф
  
 
 
 
    
 
          
    
 ピンク色の柔らかい花びらに

  雪がひらりと舞い降りて
 
   冷たい風にさらされてなお
 
    潤い艶やか しっとりと

 
 愛情でもって そよがせて

  たくさん根に 注ぎ続けて

   冷たい夜でも 温かく

    ほんのり ここにだけ 赤みを見せて
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
             Ф
      
 
 
 
 
 
 
 
         
            
 海の波が押し寄せて

  ゆっくりと大きな岩を削って形を変えて

 地中の水が 大地を巡り巡って

  果ての果ての緑を 育むよう

 ゆっくり確実に 2人だけの景色に

  
 
 陽が眩しい朝も 2人で仕合せ

  影を伸ばして染まる夕も 2人で仕合せ
 
   星が煌く ひっそり優しい夜も 2人で仕合せ

 
 
 

 
 
  
 
  
 
             Ф 

 
 
 
 
 
 
    
             
      
 空気の流れは穏やかに

  水の流れも心地よく

   時の流れも忘れられるほど
 
 
 2人だけの静かな時間


 流れも無く 音も無く 時間も無くても

  仕合せが満ち満ちて 何にも揺らぐことなく

   心で触れ合って 心を温め合って
 
 
 
 
 
 
 

    
  

          Ф 
 
 
 
 
 
 
 

12月11日の日記

2008年12月11日 Ф♂
12月11日の日記
    
 雪の積もった白い世界を2人で眺めて

  僕が大きな絵を描こう

    そんな世界を想って

 きれいな白い上質な紙
 
  蒼いインクのペンを走らせる
 
    想いを ゆっくり 1つ1つの曲線に

 
 
 いつでもほんのり温かく 仕合せが灯っているように

  いつでもそばに いつでも一緒に いつでも触れあって 
 
 
 
 
   
  
 
 
               Ф
 
 
 
 
 
 

       

2008年12月10日 Ф♂
       
   
 静かに 密やかに

  空が明るみを帯びてくる

   冷たく澄んだ空 明けの明星はきらきら

  
 ひっそりとした薄明かり

  静かな呼吸を 行き来させているその口元

   指の先でそっと触れて

    頬のラインをなぞって
  
     髪の流れに沿わせて

      胸に触れ 静かな鼓動を感じる

 
 静かな呼吸 静かな鼓動

  いつまでもそばで感じていられますように

 
 
 
 
 
       
 

   
  
                  Ф   
 
 
 
 
 
              
           
 冷たく空気が澄んで
 
  木漏れ日も いつも以上に明るく

   行く先々も 何もかも
 
 
 温かさ 身体の隅々に 行き届いて

  口唇に伝う 甘みも酸味も 程よく広がり

   心も身体も しっとりと 満ち満ちて
 
 
 
 冷たい季節
 
  2人の世界だけ 温かく
 
  
 
 
  
 
          
  
 
               Ф 
 
 
 
 
 
 
 
 
   
 
 
               
    
 冷たい季節も 温かく
 
  光を遮る葉は散って たくさんの光を浴びる
 
   風が冷たい分 触れる部分を広くとって
 
    確かめるように 温まって

 
 雪が降って ふんわり空気を洗って

  早くきれいに白く窓辺の景色を彩ってくれたら
 
    
 雪がきらきら 舞って
 
   口に入りこんで 2人で 冷たさを確かめるよう
 
 
 
 
 

 
 
                   Ф 
 
 

 
 
  
 
 
 
        
      
 その手に届いてくれて嬉しい

  その手に取ってくれて

 その目で見て 微笑んでくれて

  指でなぞってくれて

   口唇で触れてくれて

    胸に押し当ててくれたら
 
 2人だけの仕合せ ずっとそばに
 
  これからもずっと
 
 
 
 
 
       
 
 
 

          Ф 
 
   
 
 
  
 
  
 
 
 

      

2008年12月5日 Ф♂
      
    
 どんなときも 一緒にいましょう

どんなときも 腕を絡めて抱きしめる
 
胸を合わせて お顔を肩に 胸に



背中を合わせてから お互いを感じても

髪の毛が 触れてくれることから

   一緒に絡めて 梳いて 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
             Ф 
 
 
 
 

 
 
 
   
        
         
 心の渦 お互いだけが吸い込まれるよう

  お互いだけが その中をのぞけるよう
 

 そして 優しく沈める

  うねりに合わせて 口唇を這わせて

   次第に 吸い込んでしまう

 次第に 優しく穏やかな海
 
 
 
 
 
 
 
             
 
  
             

              Ф 
 
 
 
   



 

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