2008年12月30日 Ф♂
空気は冷えて冷えて 凍てついていき
身体を包む温かさ 身体に満ちる温かさ
より静かに心地よく 仕合せを感じさせてくれます
瞳を見つめて 瞳に写る自分を改めて
抱き締めあって感じる温もり 口唇で通わせる仕合せ
何度も注ぎ込んでいけますように
Ф
2008年12月29日 Ф♂
2008年12月24日 Ф♂
いつもの街並みが 白く彩られています
早い朝 太陽も昇らず薄暗く
静かで冷たく 息が白く舞っています
夕も早く陰り 星の光りと 月明かりと
白い雲がぼんやりと泳いでいます
そして夜が一層 静かに 闇を落とします
身を包んでくれる温かさを 感じれば感じるほど
笑顔を 声を 温もりを 思い出して
凍った地面にまた 足を一歩踏み出すのです
Ф
2008年12月23日 Ф♂
心地よく 温かく これほどまでとは
抱き締めあえば 冷たい積雪に身を投じても
全部溶かしてしまうくらい
冷たさも気持ちよく
2人で 抱き締め合って
眠るように 季節を越えるのでもいい
2人で 静かに
Ф
2008年12月22日 Ф♂
抱き締める腕に身体に 力がこもる
触れている感覚が 身体中に響いていく
隅の隅まで 呼吸と連動するように
雪が積もるときも
緑が息吹くときも
真上に太陽が輝くときも
木枯らしが舞うときも
僕ら2人はあたたかく
Ф
2008年12月20日 Ф♂
白い雪 たくさん積もって
時間を 孤立させてください
2人だけの時間
自然の白に囲まれた温かい時間
白い雪 たくさん積もって
2人を埋めてください
抱き締め合う温もりと
温かい息で やりとりした
2人だけの世界をください
Ф
2008年12月19日 Ф♂
2008年12月18日 Ф♂
ピンク色の柔らかい花びらに
雪がひらりと舞い降りて
冷たい風にさらされてなお
潤い艶やか しっとりと
愛情でもって そよがせて
たくさん根に 注ぎ続けて
冷たい夜でも 温かく
ほんのり ここにだけ 赤みを見せて
Ф
2008年12月17日 Ф♂
海の波が押し寄せて
ゆっくりと大きな岩を削って形を変えて
地中の水が 大地を巡り巡って
果ての果ての緑を 育むよう
ゆっくり確実に 2人だけの景色に
陽が眩しい朝も 2人で仕合せ
影を伸ばして染まる夕も 2人で仕合せ
星が煌く ひっそり優しい夜も 2人で仕合せ
Ф
2008年12月16日 Ф♂
空気の流れは穏やかに
水の流れも心地よく
時の流れも忘れられるほど
2人だけの静かな時間
流れも無く 音も無く 時間も無くても
仕合せが満ち満ちて 何にも揺らぐことなく
心で触れ合って 心を温め合って
Ф
雪の積もった白い世界を2人で眺めて
僕が大きな絵を描こう
そんな世界を想って
きれいな白い上質な紙
蒼いインクのペンを走らせる
想いを ゆっくり 1つ1つの曲線に
いつでもほんのり温かく 仕合せが灯っているように
いつでもそばに いつでも一緒に いつでも触れあって
Ф
2008年12月10日 Ф♂
静かに 密やかに
空が明るみを帯びてくる
冷たく澄んだ空 明けの明星はきらきら
ひっそりとした薄明かり
静かな呼吸を 行き来させているその口元
指の先でそっと触れて
頬のラインをなぞって
髪の流れに沿わせて
胸に触れ 静かな鼓動を感じる
静かな呼吸 静かな鼓動
いつまでもそばで感じていられますように
Ф
2008年12月9日 Ф♂
冷たく空気が澄んで
木漏れ日も いつも以上に明るく
行く先々も 何もかも
温かさ 身体の隅々に 行き届いて
口唇に伝う 甘みも酸味も 程よく広がり
心も身体も しっとりと 満ち満ちて
冷たい季節
2人の世界だけ 温かく
Ф
2008年12月7日 Ф♂
冷たい季節も 温かく
光を遮る葉は散って たくさんの光を浴びる
風が冷たい分 触れる部分を広くとって
確かめるように 温まって
雪が降って ふんわり空気を洗って
早くきれいに白く窓辺の景色を彩ってくれたら
雪がきらきら 舞って
口に入りこんで 2人で 冷たさを確かめるよう
Ф