信頼を得て 仕事を任されて
結果を出して 名声を得て
何度も繰り返して
行き着くのはいつもの2人の空間
Ф
どの世界でも2人は2人
どこにいっても仕合せで馴染めますように
日々の季節の遷り変わり
太陽の動き 雲の流れ
2人でゆったり眺められたら
Ф
太い幹の街路樹
レンガ造りの道のり
この道を歩くのは何人目だろう
ほんの一瞬の 小さな個人
どうかどうか この2人
Ф
きらきら 遠くの光がきれい
朝露 静かな気配が映える
2人のシルエット どんなかな
この街のきれいな光に照らされて
Ф
黄金の園を走って
水色の海岸線で一息
オレンジピンク色の夕陽を眺めて
群青色の月明かりをお散歩できたら
Ф
雲が風に揺られ
太陽はぼんやり
木の葉は のんびり身をゆだね
草木も微笑んでゆらゆら
Ф
晴れた雨雲 恵みのよう
光に喜ぶ木々がさらさら賑やか
大気の淀みもさらりと除けて
小金の地平線 潤い豊か
Ф
ゆらりゆらり 自然の風に委ねて
気まぐれ太陽に すくすく背伸び
でも確実に 地に足を
季節に花を 大地に彩を
Ф
木々に 花々に 微笑まれ
豊かな世界の自然に包まれ
こつこつ 凛と 歩みを進めて
いつのまにか 前人未到へ
Ф
あぁあぁ まだまだ
根を地中に伸ばすのみ
蕾もはやまらず
じっくり根を深く 幹を太く 葉を広く
Ф
羽根はとっても大きく広げられるから
確実に風をとらえれば どこまでも飛んでいける
だから焦らず 一歩ずつ助走
羽根もしっかり温めて
Ф
足取り 重かったり 軽かったり
でもきれいな絨毯の上
浮いたり 沈んだり
澄んだ湖の流れに乗って
Ф
仕合せいっぱい
奇跡的
この時代の この場所で この関係
この先に続く道のり 仕合せたくさん
Ф
芽は光に向かってすくすく
何も見ずとも 決して見失わない
2人もまっすぐ少しずつ
霧中であっても 決して見失わない
Ф
木の葉さらさら
あぁ 街路樹も背を伸ばしたかな
いつも大きすぎて気に掛けずだけど
見つめてみれば 成長がわかる
Ф
エニグマ エニグマ
はまっていくよう
でも少しずつの手応え
途方もないわけじゃない
着実に向かっているのは確実
Ф
今朝の木漏れ日のライン
自然史でたった一度きり
この一歩も
次の一歩も
ごろごろ喉を鳴らして
目を瞑って 身体を寄せよう
ごろごろ雷雨もなんのその
手を繋いで 肩を寄せよう
Ф
羽根も重くたっていい
大きく広げて 風をとらえさえすれば
軌道を乱さず
自然を達観 飛べるから
Ф
重い足取りでもいい
しっかりと踏み締められる
確実に前へ
一歩一歩 草木も弾むくらい
Ф
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