歩く歩幅 変えてみよう
違う景色が観えるかな
ゆっくり歩いて
いつもと違う空気を
いつもと違う視点で
夜も静か
三歩進んで 次の一歩
いや 二歩下がって 一呼吸
雨を待ってみるのも
Ф
黄金の空
鳥の小さな黒い影がきれい
鳥たち 街路樹 若い芽たち
それぞれ 春を感じているよう
Ф
季節の変わり目
地盤がぬかるむことも
陽を照らして
じっくり固めて 新たに行こう
Ф
カテドラルのそば
楽しげな老夫婦 グラスを合わせる
仕合せのひとつの見本
2人できっと何十年も後に
Ф
観るもの感じるものすべて
布石 希望
そんな風に
少しの素敵な旅
Ф
雲がどんより空を
嬉しくも冬がしぶとさを
寒さに温もり
嬉しい気持ちもまだ
Ф
春を待ち焦がれつつ
冬の寒さが嬉しく
不思議な気持ち
賑やかな春
賑やかな気持ち
晴れわたれ
Ф
空に散らばる雲
どこで生まれたのかな
西の海 東の海 どんな眺めだったかな
きっと 素敵な景色
のどかな雲の旅路
Ф
帰り時に オレンジの地平線
水色の空 藍色の雲
あぁ きれい
もっときれいに観えるはず
Ф
冬と春が共存
朝陽に輝く霜 鳥の鳴き声
起きようか起きまいか
自然も目覚めに迷っているよう
Ф
足取り 軽くして
おうちに帰ろう
一緒の時間
時空を越える
Ф
白い雲と藍色の空
波打つ夕陽に光る
ゆらゆら靡いて
光の絨毯 気持ちよく
飛んでいけたら
Ф
砂利道 石だたみ
風情の足音 夕陽に似合う
足音 2倍になる日まで
Ф
光はしなやか
季節をうたう
大気と風が追いつく
芽吹きは従うよう
自然の流れ 一緒に歩む
Ф
ふわふわ嬉しい
穏やか 落ち着いて
さらさら気持ちいい
季節の風 楽しみに
Ф
自分も見つめて
しっかり定めて
呼吸を整えて
一歩を確実に
Ф
冬の静かさが薄れていく
春ののどかさ 芽を出して
四季の素敵
同時にあれ
Ф
季節がふわふわ移る
芽が顔を出し 朝陽は早起き
夕陽も次第に夜更かし気味
ゆらゆら寄り添う雲 赤く照らす
Ф
春の蜜の香りの
ほのか ほんのり 遠くから
夕陽の様子が
時間の経緯を伝えてくれる
Ф
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