さらさらの 焼ける砂
さらさらの やさしい雨
さらさらの 温かい雪
2人で世界を触れて
2人だけの世界で一緒に
Ф
2人の器 ふたたび清めて
2人の雫 少しずつ
もっと時間をかけてゆっくり
やがては 光の反射が輝いて
2人をきれいに写してくれるよ
Ф
晴れの日に
雨のしっとりとした魅力を
雨の日に
光の筋のきれいな線を
どんなときでも
2人の すべて
Ф
光が走る速さ
雲の流れる速さ
木漏れ日の下
夜空の下
どんなときでも
Ф
新しい靴を履いて
新しい足跡を
新しい足音を
あとで見てごらん
あとで聴いてごらん
Ф
ふわりふわり
流れにまかせて
仕合せに向かえるよう
そっと そっと
2人で 自然に
そんな流れに
Ф
千切れて 空に溶けていく 雲 1つ1つ
2人で のんびり 眺めるよう
形を変える 砂の山
2人で のんびり 眺めるよう
Ф
一緒にゆっくり 一歩踏み出して
砂の粒の動きを 気持ちよく感じるくらい
少しの景色の動きを一緒に楽しむくらい
Ф
手探りでゆっくり進んでみよう
やわらかい肌触り 温かいぬくもり
急いでばかりでは 気づかないことを 今こそ
Ф
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