ときには ふわり からだ中が埋もれるくらい
ときには さらり やさしくそっと撫でるよう
ときには ずしり ゆるがず支えられるよう
Ф
一緒の時間を求め
命を救われた夢
雲は厚く 波は荒く 霧は濃く
それでも しっかり梶を取るよ
Ф
ゆっくりと 這ってでも
形を変える砂丘
形を変える空の雲
きれいに壮大に
Ф
光が差し込んで 小さく舞う粒子が
きらきら 見えるほど 行く筋が見えるほど
Ф
音がかき消されるほどの雨
視界を閉じていく夜
動くことを禁じるような大雪
そんなときだからこそ
想いは躍動 世界を巡るような
Ф
そのかわいい声に
そのかわいい心に
この濁った心を触れさせて
澄んだ心に 浄化させよう
Ф
雨 降り しっとり
大気を洗って
きれいな光が
雲の間も 木の葉の間を
Ф
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