葉が揺れているのは
窓の向こう 雨が降っているから
明日はきっと 空気がきれい
仕合せ 数倍
2人の時間 もっともっと
Ф
冬のお鍋
あるいはシチュー
夏のスイカ
あるいは軽いサンドイッチ
夕日に和菓子
朝日に珈琲
星の夜にウィスキー
どんな空間にも
2人で溶け込んで
Ф
香ばしく苦くおいしい珈琲
甘く苦くおいしいチョコレート
香り豊か しっとりクッキー
木漏れ日ちらちら
白いテーブルに 白いお皿に
2人 ほのか 絶対の仕合せ
Ф
口唇 髪の毛
麦わら帽子の影になって
さらさら 空気が滑らかになるよう
いらない雑音が息を潜めるよう
時間が気を利かせて留まるよう
Ф
お気にいりの服に袖を
靴紐を結んで いつもの道を
仕合せの過程
一歩一歩 偉大な未来
Ф
あの地域のコーヒーは
香ばしいのだって
晴れた朝 湖畔のみえるロッジで2人
あの砂漠のコーヒーは
まったりと甘いのだって
夕焼けを眺めて静かに2人
Ф
森のかえるさん 葉っぱの裏のかたつむりさん
僕らが通れば注目してくれる
落ちる雫も歌うよう
かかる虹もアーチのよう
Ф
2人で一緒 嬉しい
奇跡的 運命的
船に乗って
歴史の流れを外れて
2人だけの流れ
Ф
珈琲を淹れて
新しい美味しさに息をもらす
靴を履いてボールを蹴る
いつしかの胸の高鳴り
新しい記憶 古い記憶
交錯して新しくなって
そして2人の時間へ
Ф
ついていってみたり
つんつん ぐいぐい
小突いてみたり
ごろごろ添い寝してみたり
あたたかいね?
あたたかいでしょう?
いつも一緒
これからも一緒
ありがとう
Ф
気持ちの良い風 気持ちの良い日差し
あぁ 気持ちが晴れて さらに
2人でいれば
きっともっと
Ф
鳥が空を飛んでいる
眺めてくださってますか
白鳥 トンボ 水面を行き来する
ゆらゆらひとりに慣れているのかな
2人でいるとき 祝福してくださるかな
Ф
ボートを漕いで
水の抵抗を感じる
問うまでもなく
僕が漕いで
風をきる
涼しい風
木々の緑と 髪を揺らす
木漏れ日にちらちら色を変えて
ゆったり静か
時間を忘れて お話できたら
Ф
青空 藍色の空
オレンジ色の空
マーブル模様の空
四季が一日で巡って
お天道様がグラデーションを作るよ
木陰で一緒に観れたらいいな
湖畔で船遊び ふわふわ一緒に観れたらいいな
テントで2人 砂漠で一緒に観れたらいいな
大海原 くじらと一緒に観れたらいいな
Ф
あの青の端っこを追い続けたら
白いカーテンが見えて
そよそよ風に揺れて
白いシーツのベッドに横たわる姿
白金の髪がゆらゆら揺れる
そよそよ風に 委ねて隣へ
燦燦 眩しい太陽
月も喜んで光を
雨よ ほこりを洗いさっておくれ
うっとり靄のかかる朝 遠くを想いやすいよう
Ф
古き ゆかり
小川にミルが音を立て
とんぼ 白鳥 木漏れ日ちらちら
2人でそよ風に歌を
Ф
太陽 涼しく 燦燦
緑の稲穂がそよそよ
きっと数百年
たくさんの人が微笑んだ場所
Ф
雲ってこんな壮大だったかな
この場所の魅力かな
自身の余裕かな
空の広さを観ていられる
空の色の変化を観ていられる
2人の将来と
Ф
潤いが 喉を
言葉が 心に
ぬくもりが 芯に
満ち満ち 満ち満ち
小さな行動すべてが 意味を抱いて
Ф
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