2013年5月2日 Ф♂
       
 
 ふわりと吹いてみた空気 
 
   色も形もなく飛んでいく


 小さな分子も

   世界中を飛び回ったり
 
      植物世界を循環したり 
 
          小さな分子も歴史を観てきたのかな 
 
 
 
 自然も造形美も
 
    何もかも そんな風情        
  
        2人でいればもっと輝きそう
 
 
 
 
 
 
 
 
  
                  Ф 
 
 

 
 
          
 
 風が通るその道 僕は何人目 
 
    胸を張って 堂々と 
  
      
 その柱の刻印や 道々の木々の年輪に
 
    自分の気持ちが ゆっくり触れるよう
 
 
 見守っていてください 
 
    
 
 
  
 
                         Ф 
 
 
 
 
                    
               
 
 朝靄に太陽がぼんやり 
 
    静かな道のり 嬉しいな
 
 

 新しい世界 季節も移って
 
    新しい表情を見せてくれる
 
        逸る気持ち でもゆっくりたくさん
 
              たくさんの謎を楽しんでいくよう 
 
 
 

 
 
 
 
 
                     Ф 
 
 
 
  

               
 
 遠くで羊がゆったり
 
    近くで馬がのんびり
   
        そばで小鳥がささやく 

 
 
 2人で選らんだ ピクニックボックス 
 
   準備のお料理 ほどほど疲れないよう 
 
       近くの公園でも 名前のない海の見える丘でも 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
                          Ф 
 
 
  
 
 
 
 
  
 
 
 
 
             
 
 今日の夕日はいつもよりも高く遠く
 
    はっきりとした季節の変化 
 
       大気と 木々は 少し遅れて 
 
            
 今の加速度でい一緒に季節を
 
   誰にも追いつけない そして継続を力に
 
      ジェットコースターもたじろぐ2人で
     
      
 
 
 
  
 
         
 
                    Ф 
 
 
  
  
             
 
 岩が反り立つ海岸線 
 
    うねる太い幹の木々 
 
       新緑の芝生に重厚な歴史
 
 
  
 言葉に尽くせない景色に
 
     時間をとめて2人で
 
         幾重の季節も2人で


 
 
 
 
  
 
                           Ф 
 
 
 
 
 
 

                   
 
 時刻を知らせる 雨音
 
   夕日をきれいにしてくれる
 
 
 
 陽が高くなるにつれて 
 
    心と身体が 2人の街に馴染んでいくよう

        2人でもっと染み込んでいけるよう 
 
  
 
  
  
  
   
  
   
   
 
                           Ф 
 
 
 
  
 
               
 
 草木を揺らすそよ風のさえずり
 
    ピンクの花々 春の訪れ
 
  
 最先端を走った後に
 
    昔ながらの田園を歩く 
 
 
 
 どんな速度でも
 
      2人で手をつないで
 
              
       
 
                       Ф
    
                                 
 
 少しの旅 新しい世界に 
 
 
 
 地平線がよりはっきり
 
    太陽がより明るく高く 
 
        空気がより澄んできれい

 
  
 慣れない道を何度も行き来する

    眩しすぎるくらいの道
 
       踏みしめていけば ほら 
 
         他の誰にもたどれない自分だけの道に
  
 
 
 
 
 
 

 
                         Ф 
 
 
 
     

            
 
    
           
 
 涙も笑いも 
 
     夜明けも夜更けも 
 
         迎え入れてくれてありがとう 
 
 
 
 活字が数字が ここで踊り巡って
 
      色とりどり 彩り冴え冴え 
 
         導いてくれてありがとう 
 
 
  
  

 
 
                
                          Ф 
 
 
 
 

     

2013年3月28日 Ф♂
     

 耳を澄ませば聞こえる音
 
    時を遅くすれば見える光
 
       じっくり待てば見える陰影 

 

 
 空を見上げて一息つけば
 
     ほら 見えなかったものが見える
 
 
 


 
 
 
 
 
                         Ф 

 
 
 
                  
 
 この街の風味に触れて触れて
 
    ひとり 慣れていって 想いが巡る
 
 
 とっても貴重な あの 恋しい風味 

    あの 愛おしい風味
 
        また今度 別の街で味わえたら

 
 
 
 
 

 
                    Ф 
 
 
 
         
 
 アスファルトが白くお化粧 
 
    あと何歩 歩くことになるかな

       この道も またの機会に

 
 
 その木も伸びていくのかな 
 
    あの花もまた見にこよう 
 
       海のきらきらもまたそのうち気軽に2人で
 
 

 
 
 
 
 
 
                         Ф
    
 
 

 
 
             
  
 地底の深く深く深く 
  
   暗いマグマがぐつぐつぐつぐつ
 
       
 何億年も燃え盛って 何億年も眠って
 
   慣れない光に眼を覚まして

        出会えるような

 
  途方もないこと  
 
       きらきら2人の関係 

 
 
 

  
 

          
  
                        Ф 
 
 
 

 
                    
 
 ヒグマがシャチが妖怪が 
 
    子ども 育てて 可愛がって
 
   
 慈しんで 温かく
 
     陰にいても 愛情と希望と
 
 
 

  
 
 

                          Ф 
 
 
 
                  
 
 オレンジ色の彼方
 
    太陽が溶けて広がっていく
 
   
 甘い香り 甘い風味 
  
     夕陽に2人の時間が浮かぶ 
 

 
  
 
 
                   Ф
 
 

 
        
 
 ゆっくりとベッドに入って 
 
    結晶を作っていく
 
      
 大切に 心の温度を 湿度を保って
 
     きれいに育っていく 心の結晶
 
 
 
 
 

                          Ф 
 

 
 
           
 
 この声を響かせる

    空と 宇宙と 心
 
   
 夕陽がきれいなように
 
    冷えきった大気には きれいに響くのかな
 
       
 
 温かくなりますように 
 
 

 
 
 
  
 
                         Ф
  
 
 
 
 

 
 
                 
 
 気持ちが 高らかに

   光の柱となって 天を突くよう
 
      
 命の流れ 力強く
 
    雲を割って 輝く星空へ
 
 

 

             
  
 
                         Ф
 
 
  

 

               
 
 心の地殻 
 
   純度の高いダイヤモンドが

      ゆっくりゆっくり育っていく 
 

 サファイア アクアマリン
 
    2人だけの宝石が 光を待ち望んで
 
         ゆっくりゆっくり 

 
 
 
 
  
 

 
                          Ф
 
 

 

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