陽射しが眩しい
一面に広がる緑
遠くに咲く白い花園 黄色い花園
きれい
これから先も
こうして眺められるだなんて
もっと仕合せになれるだなんて
Ф
星空 虫の歌
自然のパノラマ オーケストラ
一緒に臨むこと
一緒に耳を傾けること
一緒に自然を楽しむこと
Ф
船が小川にゆらゆら
誰も乗らず
木々の葉と 並んで揺れる
2人であの小さな船にも乗りたいな
もっともっと大きな船にも乗りたいな
Ф
地平線が広がると
流れる雲が雄大に見えるよ
地平線 太陽を通す雲
広がる緑園 風に揺れる街路樹
見慣れつつあるけど
きっと2人で歩けば
新たな発見があるのでしょう
Ф
夏は素敵って教えてくれたよ
おいしいお店教えてくれたよ
住まい近辺もいいところって
あの電車も素敵って
きっとあのお城も素敵
あの岸壁を眺めるのもきっと
Ф
耳をすませば
鳥がうたって
葉が風に揺れてサラサラ
2人であのベンチに座れたら
2人であの窓辺にいれたら
2人でこの道を歩けたら
Ф
トントンツー
時代を越えて
伝わったのでは
前世の2人 出会えた仕合せ
時間の釜を溢れてきたみたい
心の中で やさしく波打つ
Ф
風に踊って葉が歌う
ちらちら葉の裏 表を見せて
地平線に雲が寝そべる
遠くの光を通して さらさら旅を
自然 季節 いつも新しく
Ф
道の石ころ
昔はどこにいたのかな
何百年も前の人も
ころころ転がしていたのかな
何を思っていたのかな
深い考えをめぐらせていたり
恋焦がれていたり
Ф
これから季節のぐるぐる
身をまかせられるって
葉の色が 緑 赤 木枯らし 緑
ゆっくり 楽しみ いろとりどり
Ф
野菜 果物 魚肉たち
色とりどりが頬をくすぶらせる
2人の食卓は
どれほど微笑ましいのかな
どれほど仕合せなのかな
Ф
波が荒れ狂う
雲が圧し掛かる
嵐が舞い上がる
それでも大航海へ 大海原へ
目をかっと開いたときだけ 波を乗りこなせる
しっかり手を伸ばしたときだけ 雲の扉がひらく
信じきったときだけ 嵐が道を示してくれる
Ф
雲が高いところにあるみたい
海が遠いからかな
陽の光も遠くをゆらゆら長旅
できるだけ明るく見守っていて
Ф
強い風 歩調も鈍くなる
傾く木々は きっと長年の風の洗礼
あの木々が育っていくのを
化粧を季節に合わせていくのを
2人でゆっくり 眺めていられるなんて
Ф
夕日がきれいな時間に合わせて
目が覚める時間に合わせて
2人で味を比べる時間を
2人で星を眺める時間を
僕が頬にふっと息を吹きかける時間を
Ф
やるべきこと 打ち込んで
下を向いたり 胸を張ったり
星々のサインに導かれるように
ここまで来ました
この街に来ました
そして あなたを迎えに行きます
Ф
あの雲はどこから来たのかな
北の氷が泳ぐあたり 南のワインが育つあたり
ふわふわ2人でたどっていけたら
きらきら 水面が光る
ゆれる芝生も風も時間も 水のリズムに従うよう
ゆらゆら2人で漂っていれたら
Ф
石造りの歴史に
新しくきれいな看板
風情 佇まい 少しの変化
皆 認めてくださっているのかな
街が 歴史が
2人で臨む この街の
新しい生活 歴史に一滴
Ф
毎日に四季があるという
晴れて 雨が降って
きれいな空気を感じて
しっとりと過ごして
2人の時間を迎えられたら
Ф
うさぎがぴょこぴょこ
羊がもぐもぐ 牛がのそのそ
広がる緑の地平線に のどかな命
シートを敷いて ランチボックスを開けて
一緒に時間を止められたら
Ф
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