冷たい空気に空の色とりどり
赤 橙 藍色の変遷 冬の魅力
静かな足音
季節に溶けて
風情に思える
Ф
きれいな冬の空
からりと青が広がって
暦のめくれる音
ゆっくり静かに響く
Ф
ため息をつきそう
はっととめて
これからを思い描く
2人で胸を張っても
もちろん いいでしょう
Ф
拭いたつもりのグラス
少しの油が残る
隅々まで きれいにして
また次の晩餐まで
Ф
ぽかぽか 太陽
冬の冷たさが心地よい
風さん 太陽さん
のんびりしっとり いてください
Ф
走り抜けたら
いつの間にか
かすり傷がたくさん
でも視界が開いて
見たこともないきれいな景色
Ф
朝陽は隠れ 夕陽は沈み
木漏れ日は遠慮中
余裕が生まれるよう
もう少し 一歩一歩
Ф
大きな木の種
転がっていく
どうか新たな大地で
すくすく育っていきますように
Ф
次が詰みの一手
今の調子を超えよう
明日はまた新しい一手
これまで思いもつかなかった一手
Ф
息を切らそう
もっともっともっと
循環させて
気持ちに風を
Ф
ざわざわ 影が揺れる
風さん おさまりますように
ゆっくり耕して 種を撒いて
花を咲かせて のんびり過ごせれば
Ф
丸い石がころころ
角が削れて 芝と戯れるよう
揉まれて流れて辿り着いたという
どんな道のりだったのかな
Ф
霜が草原におりて
きらきら 朝陽に光る
凍るような冬も 珍しい
会話したように 足取り 気をつけよう
Ф
喉がかすれて 視界がせばまって
足が重くなってしまって
そんなこともたまにあるけど
支えあえば ほら まだまだ先へ
Ф
ほら いつのまにか 視界が開けて
景色が広がる
身体を休めて
2人でまた一歩前へ
Ф
雲たちも
どんぶらどんぶら 流れていく
のんびり時間に合わせようかな
精一杯 風を起こしてみようかな
Ф
距離はあっても いつも一緒
いつもたくさんありがとう
この風 灯り 景色 触れ合い
すぐに共有できますように
Ф
息を切らしてみよう
何度も繰り返して
ほら 次第に思いも拠らぬほど
気持ちも力も 澄んでいくよう
Ф
雨降り 空気は澄むけど
たまには地面もぬかるんで
足元 おぼつかないこともあるけど
でもゆっくり進んで 楽しみながら
Ф
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